建物表題登記とは

私たちの土地や建物は、法律(不動産登記法)によって登記所(法務局)に備えた登記簿に登記されることになっています。その登記簿には、どこにどんな土地または建物があり、それが誰のものなのか等を表示することになっています。そして、まだ登記されていない土地や建物について、初めて登記を作成する登記を「表題登記」といいます。

まだ登記されていない土地や建物とはどんなものを指すのかというと、新たにマイホームを建築した場合等が該当します。

この「表題登記」は、まだ登記されていない土地や建物の所有権を取得した人が、その所有権を取得した日から一カ月以内に申請しなければなりません。

この表題登記の内、建物を新築した場合の後に申請するのが「建物表題登記」と言います。

 

建物表題登記に必要な書類と入手方法

1・申請書 →法務局のHPか法務局窓口で入手。氏名住所など基本的なものを記入、難しくありません。
2・住民票の写し →役所等で入手、200~300円で発行してもらえます。
3・建築確認通知書 →建物を建てれば手元に来ます。
4・検査済証 →建物を建てれば手元に来ます。
5・建物図面・各階平面図 →設計事務所などに依頼。

この書類の中で少し難易度が高いのが5番の建物図面・各階平面図です。素人でも少し頑張れば作成可能な図面ですが、設計事務所は図面を書くプロなので、お願いすれば、無料もしくは手間賃程度で書いてくれるでしょう。

また、法務局の人に聞けば親切に教えてくれます。事前に電話で必要書類等聞いておくと良いです。

 

実際に登記してみよう

書類を準備したら、後は管轄の法務局に提出するだけです。

「建物表題登記」を土地家屋調査士への報酬は、8~10万円が相場といわれています。

自分で行なえば、手間はかかりますが、ほぼ無料で済んでしまします。

頑張ってチャレンジしてみてはどうでしょうか。