標準貫入試験とは

標準貫入試験とは、最も良く行われるボーリング調査の1つです。標準貫入試験用 サンプラーを動的貫入することによって地盤の硬軟,締まり具合の判定,及び土層構成を把握するための試料の採取を目的とします。
本試験は、質量63.5 kg のハンマーを760 mm の高さから自由落下させて、標準貫入試験用 サンプラーを打ち込みます。N 値は、標準貫入試験用 サンプラーを300 mm 打ち込むのに必要な打撃回数で表します。

当事務所では、RC造の場合、簡易なスエーデン式サウンディング試験ではなく、標準貫入試験を採用しています。

調査費用は10万円~です。

 

スエーデン式サウンディング試験とは

スエーデン式サウンディング試験とは、先端がスクリュー状になった鉄の棒を地盤面から差し込み、荷重をかけながら回転貫入させて、その深さや回転数で地盤の強さを判定します。

調査深度は10m、建物の四隅と、建物の中心を加えた4~5カ所で行われます。

N値は、ボーリング・標準貫入試験の測定値ですが、スウェーデン式サウンディング試験においても、本来のN値に準じる換算N値を算出すことのできる換算式で計算されます。

当事務所では、木造の場合スエーデン式サウンディング試験を採用しています。

調査費用は3.5万円~です。