外観
アプローチ
アプローチ見返し
玄関
リビング1
リビング2
リビング3
リビング4
リビング5
和室
屋根裏部屋
西外観
テラスより錦江湾を望む
外観全体
鹿児島の家は大隅半島にある小高い丘の上にあります。
南西に錦江湾が望め、北西に桜島が見える絶好の眺望がありました。
定年退職され、岐阜から奥さんのご実家のある鹿児島へ移住される計画。
お施主さんの要望は錦江湾の対岸に見える開聞岳を見ながら生活したいという事でした。
リビングを開聞岳の見える南西、朝日が入る北東に開き、和室からは遠く桜島も見える配置としました。
平屋として計画していますが、屋根裏部屋を設けたり回遊できる配置としたりして単調にならないように計画しています。
庇をぐっと出したプロポーションは、鹿児島の夏の暑い日差しを避け、台風の風を除け、桜島からの灰の影響を低減します。深い庇と高い位置に設けた通風窓により梅雨の間でも窓が開けられるようにしています。
鹿児島の家は敷地と開聞岳を結ぶ直線に軸線を合わせています。小さな個人住宅ではありますが、地球規模の建物になったのではと思っています。
鹿児島の家(海を望む終の棲家)
所在地 鹿児島県鹿屋市
構造 木造平屋建
主要用途 一戸建ての住宅
敷地面積 1169.26㎡(354.3坪)
延べ床面積 92.88㎡(28.1坪)
1階床面積 92.88㎡(28.1坪)
建築面積 112.81㎡(34.18坪)