鈍考
叡山電鉄の三宅八幡駅を降りて住宅街を歩いて鈍考を目指します。
初見でたどり着くのはまあまあ難しく、細い道を歩く過程はロールプレイングゲームをしているような感覚で見つけた時はほっとできます。
東正面
アプローチ
南東より見る。
玄関を開けると西の外部まで目線が通り抜けます。
喫茶室。はじめにここで館内の説明を聞きます。ドリンクも注文します。
南面に私設図書館である、選び抜かれた本が並びます。この中から気に入った本を選び時間まで読みます。
喫茶室からの眺め。自分の好きな場所で本を読みます。
西には絶妙な位置に桜が植わっており、楽しませてくれます。
外にも出られて軒下でも本を読むことが出来ます。大谷石で作られた境界がいい感じです。
南西方向を見ます。西に開いていますが、林があるために西日が気になる事はないです。
隣地、庭、縁側、内部とグラデーションのようにつながっていきます。
喫茶時間が終わって自由に写真撮影をさせてくれる時間をもらえました。
読書喫茶体験や内部空間体験など心地よい時間が送れます。
BACH 京都分室 鈍考 donkou/喫茶 芳(私設図書館+喫茶店+住宅)
建築家:堀部安嗣(堀部安嗣建築設計事務所)
場所:京都府京都市左京区上高野掃部林町4-9
構造:木造
階数:地上2階
敷地面積:110.41㎡
建築面積:80.11㎡
延べ面積:254.79㎡
竣工年:令和3年